よくある「運転免許試験場でのカッコイイ一発合格試験の体験記録」ではなくて、どこにでもある普通のいわゆる「公認」自動車学校での教習体験談です。(一発合格の試験場で解除しようとしたら、私では一生無理だろうな…。)
フォークリフトの体験記で書いた様に、当時私はAT限定の普通自動車免許しか持っていませんでした。(T_T)
これは、AT限定免許を限定解除教習を受けてMT免許にした体験記です。この手の「AT限定解除体験記」はサイト上に沢山転がっていると思いますが、私なりにまとめてみました。
ちなみにAT限定解除教習に路上運転はありません。全て教習所内で教習は終わります。「何だぁ…なら楽勝じゃないか」←これが私にとって、間違いの始まりでした。(´ー` )やっぱりだめ人間……。いつも「軽」自動車を運転してその車両感覚に慣れ、教習所お作法をすっかり忘れた私にとって、フォークリフトの免許取得より精神的な負担が大きかったです。かなり苦戦しました。
※ 縦列駐車が卒業検定に含まれる都道府県(東京都など)もあるそうです(掲示板にてご指摘を頂きましたm(_ _)m)
また、最短で行ければ「教習4回」+「卒業検定1回」で卒業出来ます。(ただし、教習期限があり、3ヶ月以内に卒業しないと、また最初からやり直しの様です。忙しい毎日を送っている方は要注意!)
しかし、普段軽自動車ではなく普通の大きさの車に乗っていれば私の様に馬鹿な失敗もせずに割と楽に卒業出来るのではないでしょうか。(そうでなくでも普通は出来るか…(´ー`)やっぱりダメ人間)
教習所に行き、受付で入校申込み手続きをしてから「教習予約の取り方」などの説明を受けた。この教習所は電子化が進んでおり、IDカードを機械に通すだけで配車などの準備もOKの様だ。(システムは使いづらかったけど…)また、教習所の公式サイトもあったので、事前にこの教習所について、いろいろ情報を得ることが出来た。
手続きと説明の後、ちっちゃな教習生証というものをもらう。それを見ると教習所内の箱庭コースの地図も載っていた。わざわざネットで調べて印刷する必要もなかった。無駄な作業をしてしまった。
入校申込日に教習の予約も2時間連続で入れ、その日のうちに早速乗った。
証明写真2枚(2.4×3cm) | 教習所で撮影すると多分高いので事前に用意しましょう |
AT限定運転免許証 | いつもの見慣れた免許証ですな。(´ー` ) |
目が悪い人は、眼鏡かコンタクト | 視力の検査があるため。 |
お金 | 入学金やらなんやら+最短卒業分の教習費用(教習代(4H)と卒業検定代)を一括で最初に納めました。 |
※ この教習所では上記のものが必要でした、他の教習所と違うかも知れないので事前に通学する教習所に確認してください。お金の金額ですが、これは教習所によってかなり差があるみたいなのでなんとも言えませんが、5〜6万円前後(かなりの差があるらしい)では無いかと…。(最短卒業でね。(´ー` ))
最初は教官が運転席に乗り、私は助手席でギアの操作などを教えてもらう。運転免許関連のサイトや本屋での車関連本等の立ち読みで多少勉強しておいたので、ハイハイ聞いてその場は終わった。特に質問もしなかった。教官と席の交代をして今度は私が運転席に…。フォークリフトの運転でギアのチェンジやクラッチの操作と仕組みは理解していたつもりだったので、普通車の操作も大丈夫だろうと思っていたのであまり緊張無く運転席に着いた。(これが間違いだった…(´ー`))
「何かクラッチがフォークと違って結構深く踏み込まないと行けないなぁ…。」などと思いながら、シート位置を前の方に調整する。※
※ クラッチの操作になれない内は前の方にずらした方が運転が楽…。というか、ずらさないと人によってはまともに運転出来ないと思います。
そしてエンストもしないだろうと思って気軽に操作した瞬間……ガッコン! ガッコン! すごい衝撃だ。フォークリフトのクラッチ感覚と全然違う。まあ、教習車はガソリン車、フォークはディーゼル車だったからその辺が違うのか、などと思い、気を取り直してもう一回挑戦。ガッコン! ガッコン! またかよ! ヤバイ! 全然感覚がわかんない……。(^_^;)
スイスイ最初からうまく乗りこなすつもりでいたのでかなり動揺した。どうもフォークリフトの足癖がついてしまっている模様。ディーゼルのフォークリフトだとアクセル使わないでも、クラッチを離すだけでぐんぐん進んで行くので、その感覚で操作をしてしまい、アクセルの踏み込みが甘くエンジンの回転が上がってないところでクラッチを異常に素早く離してしまうのが原因のようだ。
と、まあこんな最悪な感じで始まった教習だったが、教官の適切なアドバイスで半クラッチのこつを教えてもらったせいか教習コースの外周をぐるぐる回っていたらなんとなく感覚は分かって来てスピードも出せるようになってきた。前をかなりの微速で走る教習車を抜かして行けと教官に言われ車線を変更して抜かす。下手のくせにちょっと優越感(フォークリフト教習の時と同様、これは次の教習で消え去る)ギアの位置が分からず2速に入れるところを4速に入れてみたりというお約束をしてしまった。あと、フォークリフトの教習同様、不要なクラッチ操作は怒られますので注意。
※ こちらのページでもクラッチ操作のコツを掲載してます(´▽`)
※ エンストを連発してしまう人はBの作業をせずにCをおこなってしまうのだと思います(ただ、この状態をあまり長く続けるとクラッチ板が摩耗するので注意!)
ぐるぐる回ってちょっと満足し、まだまだ怪しいギア・チェンジ教習が終わった後、次は坂道発進をやるという。えっもう?という感じだったが不安的中…。一発目、ガッコンガッコンとエンスト。お約束とはいえまたヘコむ…。さすがにもう坂落ちはない。ブレーキを踏めば止まると言うことぐらいは心得ている。あたりまえか(´ー`)。ココでも原因はやはりフォークの足癖だった。余計な気疲れでアクセルを踏む右足が弱腰になるらしい。しかし、これについても教官がまた適切なアドバイスをくれた。はじめてAT限定で教習した時には全然余裕などなく、教官のアドバイスなど左の耳から右の耳へ抜けていたが、なるほどこうして少しゆとりがある状態で聞くと、彼らのアドバイスは適切だなと関心した。なんどかやっていると坂道発進もできるようになり次はS字…「あれ?こんなに道幅せまかったけ…?」普段、軽自動車に乗っているためちょっと難しく感じる…。さすがに脱輪はしないで終了したけど。方向転換もやったが、教習所のお作法に面くらいながらかなりトロトロで危なっかしいバックでなんとか成功。最後に「ここは教習所なんだから、いつもの運転方法じゃなく法規に則った運転をしないとだめですよ」というお言葉をもらう。教習所での運転と通常の運転はかくも違うものか。今更直せと言われても。(´д`)「教官だって普段こんな運転してないでしょ!」……とは言えなかった。
左図で見ると現在ギアがどこに入っているか分かりやすそうだが、実際の操作では分かりにくい。慣れの問題かもしれないけれど。しかし@ロー、Aセカンド、BサードぐらいまでしかAT限定解除教習では使わないだろう。ギヤはクラッチを踏んで操作する。そのくらいはみんな知ってるかな。あと、停車する時は、別にAにギアが入っていようがBに入っていようが、構わずクラッチとブレーキを踏んで止まっていい。発進時に@ローギアに入れて発進すればよい。これは意外に知らない人いるのでは?
自分以外に役立つか分からないが、まとめてみた。この中のクラッチとアクセルの感覚だけは通常の発進時にも使える。
@坂に着いたらクラッチ・ブレーキ踏んで止まる。 | |
A足はそのままで、ハンドブレーキをかける | ギアが@ローの位置になかったら入れ替える。 |
Bブレーキから右足を離しその足でアクセルを踏み込む | メータを見てエンジンの回転数を2,000〜3,000にする。 |
C左足のクラッチを離していくと、メーターのエンジンの回転数が急に下がる場所があるので、足を止める。そこが半クラ・ポイント。 | 同時にエンジン音も変わるが、緊張してるとよく分からないのでメーターを見て覚えたほうがいいと思う。クラッチはあまり離さないで、回転数が落ちるギリギリのところでこらえて、そのまま半クラ状態をキープする。 |
D左足を半クラ位置でぐっとこらえながら、ハンドブレーキをゆっくりと解除すると同時にアクセルも踏み込んでいく | この時左足のクラッチは車体が動き始めるまで半クラ位置をずっとキープ(これが最初意外に難しい |
E車体が前に進み出し、しばらくしたらゆっくりクラッチを離して行く | ホッ |
その後坂を下るのだが、最初エンストが怖くてクラッチとブレーキを踏みながら坂を下ってしまいがちだと思う。が、コレも試験時減点対象らしい。一度前に進み出し坂を下りだしたらもう怖がる必要はない。坂を降りるスピードが速かったらアクセルから足を離してしまえばいいのだ。(クラッチ・ブレーキ・アクセルの3つのペダル全部から足を離している状態になる)すると、ローギアなのでエンジン音が高くなりながら、すごく遅い速度で下っていく。で、遅すぎてかっこわるいなと思ったらアクセルのみを少し踏めばいい。※この辺がオートマと感覚がかなり違うところである。ある日、車を運転していて、急な下りの坂道で前の車がブレーキランプを全く点灯せずに、しかもスムーズに下って降りていけたのは、車がMTだったからなんだな、などと一人納得)
※ 坂を下るときはアクセルを踏んではいけないようなことも聞いたような気が…。卒業検定ではやらんで下さい。(各自で確認してねm(_ _)m)
1時限目の教官と性格的に正反対のような感じの教官。本を沢山読んでいそうな理科の先生みたいな感じの人だ。うーん…神経質そうなのでちょっと警戒。いろいろな場面で、「あぁー……、これやると検定試験は即中止だよ!」とか教えてくれるのだが、小心者の私はそれでびびったのかフォークの足癖が出て、エンスト連発…。恥ずかしい…。まあ、まわりはトロトロ走っている教習車ばかりだから別に気にしなくてもいいのだがバイクの免許を取りに来ている人も結構いるのでちょっと緊張してしまう…。1時限目同様に片手運転の癖も連発してしまいそれを何回も指摘されまたへこむ…。ギアの操作を考えるとどうしても左手を膝の上に置いてしまう。ああ、いつも通りの気楽な運転したい…。これでもAT限定で教習所を卒業した当時は教科書通りの運転を頑なに固持してかなり周囲を困らせた人間だったのに…。でも、この様な規則でがんじがらめの現実離れした運転を強要されてたらしょうがないなと再確認…。この教習では坂道、クランク、S字、踏切、方向転換、縦列(…って全部じゃんか)などをやった。ネットで調べた通り縦列駐車は教習のみで、卒業検定に含まれていないらしい。縦列駐車を必至にトロトロやっていたら、見かねたのか教官が教えてくれた。その後、S字で教官の話に夢中になっていたら脱輪…。ボッコン…。段々と集中力がかけて来た…。2連続で教習って結構つらいんだなぁ。余計な気遣いでぐったりして教習終了。「こんな運転でもハンコもらえますか?」と自分に呆れながら教官に聞くと、「大丈夫ですよ。こんなの4回でいけちゃいますから」などとお言葉を頂く。意外にいい人みたいだ…。(´ー` )うーん、最短で行けるに越したことはないが、自信がない。操作はともかく検定での教習所の決まり事(教習所作法)を覚えねば最短は無理だろう。MT車を運転している感動と不安を経験し、1日目の2時間連続教習は終わった。疲れた。(´Д`;)
この日も2時間連続教習(´ー` )。2連続教習は正直やりたくないけど卒業に向けなるべく早くコマを進めたいのでこういう具合になった。多少の教習の追加料金は覚悟していた。下手なのはすぐ直るわけでもないし、しばらくMT車運転する機会もないだろうし……。
良い車に当たったのか、それとも感覚をつかんだのか分からないが、この日はエンストほとんどなし。
気負いからか前日になぜかよく眠れず体調よくない。2時限目で全部の課題を回ってしまったので、この日の教習には何も新しいものは感じられない。検定前だからうるさく言ってくれたのかもしれないけど、今日の教官2人(3、4時限目)はちょっとアレでした。(´ー` )何か電車の車掌みたいな話し方する人で、アドバイスも分かりにくい。私の運転も下手でちょうどいいか。(´∀` )2時限と同じく教官の思い付きかどうか分からないけど、踏切やS字やクランクや縦列駐車などをぐるぐる回る。坂道発進では、エンストなし。クラッチ操作に慣れて余裕が出たのか、S字やクランクでつまずくこともなく終了。(当たり前か…)細かいことをゴチャゴチャ独特の話し方で聞き取りにくく言って来るので、気後れして方向転換で教習所のお作法をすっかり忘れてアタフタしていると、「ホントに免許もってるの?」などと言われ、深く傷つくと同時に(゚Д゚#)ブチ切れそうになったが、(´ー` )以前にネット上で見た教習所体験談で同じこと言われてる人がいたので、教官の常套句なんだなと無理矢理考えて聞き流した。というか、この自動車を運転するのは下手なのを認めるが、あんたにはだけは言われたくない!(笑)
この教習は一応「みきわめ」だったらしい。事前に教官から何も言われなかった。この教習の教官も細かく延々と欠点を指摘してはブツブツとキツく言う。まあ、それが仕事か。でも、かなりへこむ。今日は何なんだ。我慢も限界に来て切れそうになりながら必至でこらえる。切れたってしょうがない。教官の仲間内で悪い評判でも広がって集団で陰険攻撃でもされてしまったらもっとアレだし。(´ー` )「この調子じゃ、ハンコもらえねーな。あーあ、コース覚える余裕もねーし、この先どうしたらいいんだろ……」とか投げやり的に考えていると、頭は真っ白になり教官と世間話をする気も失せ、ちょっと腹立ちながら黙りこくって何もアドバイスを求めず、卒業検定で行う方向転換を何回もやる。
その後もブツブツ攻撃は続いたのだが、合間に教官がぽつりと一言、「このまま、卒業検定に進ませてあげてもいいんだけど、ちょっとなぁ……うーん……」。「え!?何!?あれだけぼろくそ言ってて結局ハンコくれるの?」とあっけにとられてしまった。
教習のあと結局なぜか検定用のチケットを教官からもらい教習所の受付へ。次回は平日の朝っぱらに卒業検定だそうだ。(´ー` )教官が最後に少しだけやさしい言葉をかけてくれた。意外にいい人だったんだろうか。でも、口が悪すぎなんだよな。なんかしらないけど、最短で卒検いっちゃったよ。でも、コース順序※も進路変更の仕方も全然覚えてないよ。どうすりゃいいんだよ。ネットと書店で少しでも減点されないように目視の仕方でも調べておくか。細かいことを四方八方から絶えずつつかれ、目視の仕方をちゃんと教えてもらう余裕も聞く気力も無かった(というか、私が聞いてなかっただけ?)。脱輪や障害物接触や危険な運転などほとんど無いのにつつかれるのである。(´Д`;)
※ 検定で走るコースを完全に暗記する必要はありませんでした。(ここ参照)
「一発で合格無理だろうな…。」と思ってやったのがいけなかったのか、やっぱり1回落ちました。(´Д`;)検定料がもったいない……。しかも、検定に落ちるとすぐ続けて次回の検定日に気を取り直してもう一度というわけにはいかないのです。
再検定の前に補習の為の教習を1時間取らなくてはならないのである…。Σ(゚д゚lll)ガーン
これを知らなかった(忘れていた?)ので、私は余計に落ち込みました。
ちなみに……。(´Д`;)
@最短教習時間で検定まで行き、一度落ちて再度検定して合格した場合。負け組(´Д`;)(ABより卒業までの費用が高い!)
検定料金 | 補習教習1時限料金 | 検定料金 |
A教習時間を1時限オーバーして検定を受け、すんなり合格した場合。ある意味勝ち組(・∀・)(@よりかなり安い!)
教習料金(1回分) | 検定料金 |
B教習時間を2時限オーバーして検定を受け、すんなり合格した場合…。ある意味まだ勝ち組(´∀` )(ナント@よりまだ安い!)
教習料金(1回分) | 教習料金(1回分) | 検定料金 |
※ 検定料金(1回分)は教習料金(1回分)より高いのですよ。(´Д`;)ハメラレタ…
教習所(教官?)にまんまとハメられた……? ただ単に私がヘタレという話もあるが、結果として@の方がABより損をする訳です。
要するに何がいいたいかというと、検定に落ちるぐらいなら教習時間を多少オーバーしてもいいから、きちんと「教習所作法」、「ハンドルさばき」、「車両感覚」、「クラッチ感覚」等を覚えてから卒業検定に臨んだ方がいい!ということです。
もちろん最短でとれるのにこした事はありませんが、AT限定で一度免許を取ったということは、私も含めて何らかの訳あり(´ー`;)な人も結構多いでしょう。私など車線変更の教習所作法もあやふやなままに卒業検定に突入しちゃいましたんで。後から教官に質問するのって意外に苦痛なんですよね(教官の人柄にもよるけど)
心配していた検定コースの件ですが、コースを完全に覚える必要はないです。検定時に試験官が次の行動の指示をしてくれます。「ハイッ!次の突き当たりを右折しますよぉ〜」とか。また、速度制限のある区間は教官が前もって「ここでは30`出してくださ〜い」とかいってくれます。だた、重要なポイントだけでもコースを覚えておけば、教習所作法などがあってもスムーズな運転がやりやすくなります。また、道順を間違えても減点対象にはならないようです。前進で間違えた場所まで戻りそこからスタートできるみたいです。まあ、卒業検定を教習時間の延長線上としてとらえ、教官の指示に身を任すのもある意味よいかと思います。極度に緊張している時は特にね。
(この教習所では)最初に学科などで使用すると思われる教室に検定を受ける人全員が集められ、最初にコースと走行順序の小さな地図※が配られました。その後、検定についていろいろ注意事項が教習所の人より伝達されます。(私はここで説明された「検定中止事項」を検定時にやらかしてしまいました。馬鹿すぎる…)
※この教習所では持ち帰り不可、他のところもダメでしょうな…。
その後、車に乗り試験開始。他にAT限定解除教習の検定の受検者がいなかったので、教官が初めにお手本を見せてくれた。で、すぐ自分の番になり速度制限区間以外はトロトロ運転で踏切、クランク、S時、坂道発進、方向転換などを一通り通過。(ある大きな1つのミスを除いては…)
試験自体は短時間で終わるのだが、待ち時間や事前説明や試験結果の発表までの時間があるので結構時間を取られた。(約2時間)
「あーあ、次回検定受けるのいつにすんかなぁ…」とか考えていると合格者発表に呼ばれる。
大きなミス1つの為に、結局「不合格」。(;´Д`)なにやっちゃってんのよ。もういやだ。
※ 都道府県によっては、卒業検定に縦列駐車が含まれているところもあるそうです。
卒業検定の時、左図の様に縁石を乗り越え、そのまま通過してしまうと一発不合格。乗り越えずに戻れば「大きな減点」だけで済むが、かなり大きな脱輪でないと途中で止まって戻るのは非常に困難だと思われる。ちなみにタイヤが縁石を擦(こす)るぐらいでは小さい減点で済む。試験の終盤でそれまでほとんどミスもなく、あとチョットって時は、自信がなかったら、左折は縁石にあまり寄せて曲がらない方がいいと思う。多少大回りしても小さい減点だしね。(´ー` )
教習所劇場
(・∀・)ある馬鹿と(`・ω・´)教官/括弧内は脳内の声
(・∀・)<脱輪なんかするヤツいんのかよ?楽勝!楽勝!
(`・ω・´)<右左折時は曲がる方向にあらかじめ車体をもっとよせて!
(・∀・)<え?スミマセン…(次の左折で寄せて曲がってみるか……)
…ガッコン…Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)え?何?
(・∀・)(`・ω・´) ……。
もうどうでもいいやって感じで補習教習。この教習所では教官の指名が出来るのだが、あえて一度も指名しなかった。結局どの教習もみんな違う教官…でもいうことはみんな一緒だし…。この教習の教官はとても感じがよく和やかに教習が始まった。「全部の教習がこのくらい気持ちよく済めばよかったなぁ…」などと思った。でも、この教習に来るまで指名しようと思うぐらい感じのいい(´ー`)教官に一度も当たらなかった。卒検に落ちて以来、負のオーラと自暴自棄のオーラを出しまくっていたので教習所も今回は気を遣ってくれたのだろうか…。(´ー`)んなわけないか……。
テキトーに理解していたところを教官に聞いてみたりしながら、卒業検定コースを一通り回り分かりやすく説明してもらう。これなら検定も大丈夫だろう。試験コース以外のコースもなぜか走る。大きなミスもなくコースを回ってしまったので時間調整だろうか。
前日に緊張して眠れないというお約束があったが、特に大きなミスもなく何とか合格できた。クラッチとギア操作に慣れないうちは、緊張すると必ずアラがでますな……。当たり前だが、検定までの手順は一回目の検定と一緒。検定の説明をする人まで一緒だった。仮免許の検定(路上教習前の検定)の人たちに混ざってAT限定の卒検も行われるのであるが、仮免許の検定を受ける女性から「あのぅ、検定コースって覚えなくちゃいけないんですかぁ?」と聞かれ、検定も二度目(´Д`;)の私は、「教官が次の行動の指示をしてくれる」ということを教えてあげた。やっぱり同じ不安を抱きつつ検定にのぞむ人、多いんだなぁと思った。(というか、前に一度くぐって来た道だったハズなのだが、すっかり忘れていた…やっぱりダメ人間だなぁ…)尚、この教習所だけかも知れませんが、試験発表の後すぐに卒業証明書を交付されるのかと思ったら違いました。検定日当日には交付されましたが、検定合格後から発行までに時間がかかりました。(ここでは約5時間)
今回は本当に疲れた。やっぱり私に運転センスはないと分かった。(´ー` )しかも型どおりの矯正されたある意味特殊な運転をしなくてはならないので、この教習を受けようと思う方はAT限定免許を取ってあまり経たないうちに(教習所作法を忘れないうちに)受けたほうがいいと思う。AT車で路上に出てハンドリングを練習してさらに磨きをかけた後、解除教習を受けれればより確実に取れてよい。また、最初はクラッチなどの操作にとまどい意外にコースを覚える余裕がないと思うので、出来ればAT限定免許を取得した教習所で解除教習も受けたいところだ。どこかのサイトに、クラッチ操作と坂道発進をMT免許持っている人付き添いのもと人気(ひとけ)の全くない広い場所で練習したという話があったが、確実に最短で卒業したいならそういう方法もかなり有効に思える。最短4時間の教習では、いろいろ要求が厳しすぎる。良い教官にあたればいいけれど(´∀`;)。4日でスムーズなクラッチ操作出来たら最初からMTで免許取ってますって。←(´ー` )へたれの開き直り……。あと、しつこいようだけれど、クラッチ操作になれないうちは、シートをかなり前に移動したほうがいい。これだけでかなりのエンスト防止になると思う。私みたいにヘタな人は特にね。
ネットの体験談などで、警察署でOKという情報を得ていたので、何を持っていけばいいのかと思い自分の住んでいる市の警察署に電話してみた。ちなみに私は神奈川県在住。何かかったるいようなだらだら応対する担当者(´ー` )の電話に回されちょっと不快になりながらも尋ねると、「やれやれ何だコイツは」といった感じで、「AT限定免許の更新は二俣川!」と言い放った。「エーーー!?ウソォーーー!?」と心の中で叫んだが、何か話し方がダラダラしていて信用できず納得いかなかったので、立腹しながら二俣にも続けて電話。聞くとやはり二俣川でしか書換は出来ないと言う。書換といっても現在所持しているAT限定免許の裏に「限定解除」というちっちゃいハンコを押すだけなのである。しかも、話をしていると条件がさらに加えられて「平日」の「午前8時30分からの15分」と「午後1時からの15分」しか受付業務をしないから、その時間に卒業証明書を持って来いとあっさり言われる。(この時間内に受付に並んでいれば時間を過ぎても手続きはしてもらえるようだ)これって神奈川県だけ?他の都道府県では警察署でもOKなのかな?(´Д`;)
ああ……またあの坂のぼって試験場まで行くのかよ。以前AT限定免許の手続きに行った時、受付がどこか分からなかったので、つったってる制服来た人に聞いたらものすごい慇懃無礼な態度で何か言われたのを思い出してしまった。「それは俺の仕事じゃない」とかなんとかいう内容だったような…失念。「何の為にそこにつったってんだ!ピーポ君でもそこに立たせといた方がよっぽどいいわ!」とか思った記憶が……。(´ー` )で、その後、怒りをあらわにしながらウロウロしてたら見ず知らずの女の人に「すみません。〜の受付ってどこですか?」とか聞かれたし(笑)。というか、何で俺に聞くんじゃ……? 「見ろ!ここにも分からない人がいて困ってるじゃねぇかーコラ!」と心の中で叫びつつ帰って来たという苦い思い出が……。もう何年も前の事だけど少しは改善されてるかなぁ……。で、私のような人間を少しでも減らそうと、二俣川での手続きとかを詳しくレポートしてみた。
試験場へは、駐車場がないだろうと思いバスと電車で行った。二俣川駅に到着して改札を出て北口へ向かって歩く。「えーっと……ここからどういくんだっけ」などと考えながら歩いているとデカイ「二俣川運転試験場」と書かれた道案内の看板を見つけた。その看板につられて歩いていくと何か寂しげな階段があり、それをちょっと「アレ?」と思いながらも下っていく。バス乗り場に到着。看板にやられた。(´Д`;)さすがは電車もバスも同じグループ)しかし「この暑い中、ダラダラ汗流してあの坂登るのもナンだなぁ※という誘惑に負け、「ここはひとつ、罠にハマって見るか」などと勝手に一人思い、結局バス待ちの行列に並ぶ。運賃190円也。このバスは料金前払いであった。試験場に到着するちょっと前に車の駐車場が空いているか気になってバスの中から覗いてみたら、試験場から少し離れた場所にある駐車場は空いている場所も僅かにありました。(時間帯にもよるんだろうけれど)
※ 当時は夏のかなり暑い日だったので(´Д`;)
左図は二俣川運転試験場の正門とその敷地内略図
試験場の正門のかなりちかくにバスの停留所があり、バスを降り試験場の正門を入ったら左手に「おなじみの」献血コーナーを見ながらまっすく歩く(右手にはベンチなどもたくさん設置されている)
Aの入り口は一発合格試験の受付場所になるので、今回の免許手続きは@の入り口を入る。
予定の時間よりずいぶん前についてしまったので、@の入り口から入って「証紙窓口」(下図)で証紙1,700円を購入した。建物内に沢山あるイスの空いている場所に腰掛けてちょっと寝てみたり携帯をいじったりして時間をつぶす。AからGの各受付窓口(下図/タコ壺部屋?)は、カーテンが閉じられ受付開始時間まで閉じた貝のように静まりかえっている。案内所にはなぜか人が全然いなかった。
■ 各部説明
※ 上図には示してありませんが、建物内各所に沢山のイスが設置してあります。
フラッシュを見られる環境をお持ちの方はこちらでアニメーションにて手続きの流れを確認できます。
10人ぐらいしか申請した人いなかったのに時間かかり過ぎ。ヽ(`Д´)ノ免許受け取る時、職員の人が「待たせてごめんね」とか言ってたけど、普段はもっと早いのかなぁ。(´ー` )多分違うな……。@Aの手続きはすぐに終わるのだが。順番待ちの列に、一番にならんでも最後にならんでも、手続きにかかる時間同じです。(受付時間内に手続きした人たちが後で一斉に窓口前に呼ばれ、スタンプされた免許証をもらいます。並んだ順番は全く関係なし(´ー` )。ただ渡すだけなのでここでは時間がほとんどかかりません。
(追記)
こんなに時間がかかるのはどうやらここだけの様です。(;´Д`)(何か事情があってこの時だけ偶然遅れただけかも知れないけど…)神奈川県在住以外の方々より、各都道府県の運転免許試験場での申請手続きはたいした時間もかからずにすぐ終了したとの情報を頂きました。m(_ _)m
現在(2008.05)、この待ち時間はなくなり、窓口で書類を確認した後、すぐに免許の裏に「限定解除のハンコ」を押してくれるそうです(掲示板にて情報を頂きましたm(_ _)m)
残念ながら免許証は新しいものが交付される訳ではなく、現在持っているAT限定免許証の裏にスタンプがされるだけです…。(´Д`;)免許の表に書いてある「普通車はAT車に限る」という文字を消すには「次の免許の更新まで待たなければならない」ようです。AT限定解除教習を受ける人はこの文字をすぐにでも消したいのですがねぇ。この理由により、AT限定解除教習に通うのは免許更新の少し前がいいかもしれませんね。(まあ、あえて調整するのも難しいだろうけれど。「今年は免許更新だったなぁ」という人がいたら決心の時かもしれませんね。
結局、今回教習中に教官を一度も指名しなかったのだが、少しでもまともそうな教官に当たったら、その後の教習は同じ教官に最後まで面倒見てもらうのもいいかも知れない。ずっと同じ教官の方がコミュニケーションも取りやすいだろうしね。(´∀`)しかし、今回の免許取得やその後の手続き等は本当にめんどくさかった!(´ー` )あと、試験場での手続きに時間制限があるからといって、必要以上に早めに行く必要は全くない。上記@Aの手続きなど、ものの数分で終わる。問題はその後のBの待ち時間である。本、漫画、携帯ラジオ等は必須アイテムかもしれない。それから、人にもよるんだろうけど、職員がほかの施設の公務員に比べて明らかにアレなのは残念ながらあまり改善されていないようでした。まあ、違反者とかもその手続きに来る訳だから、ある程度は威厳を保たねばならないのは分かるんだが……。
運転免許の更新を行い、新免許証の表面から「普通車はAT車に限る」の文字が消えました。
時間に余裕がある人は、AT限定解除コースのある合宿教習所※などという手もある…。この教習所(左のリンク先)は1時限の教習時間オーバーと再検定料金(1回分)の保証をしてくれて、指定交通機関を使えば自宅から教習所の往復の交通費も卒業時にもらえるようです。料金も手頃だしヘタな通学教習所より安いんじゃないかなぁ。最短3日で取れるらしい。私もここで取ればよかった。田舎大好きだし。(´ー` )
※ リンク先の教習所と当ホームページは何の関係もないので注意!
実は私は「AT限定」免許を合宿教習所(上のリンク先のところじゃないけど)で取ったんですが、全く知らない土地で、しかも他の教習生達も全国各地のいろんなところから来てるから、開放感いっぱいで仲間も出来やすく、その点では楽しかった記憶があります。ただ、AT限定「解除」合宿なら路上運転もないので問題ないけれど、普通の免許の合宿教習所の路上教習では土地勘がまるでないので、合宿当時はコースを覚えるのに必死だったような気が。
※ あの頃はAT車すら運転に手一杯でコースを覚える余裕などありませんでした(´ー` ))
※ 合宿先の地域の地図を用意したり、学校がお休みの日に散歩がてら教習コースを歩いてみるといいかも。
※ 地図は教習所近くのコンビニに行けば、その地域のものが売っているかと思います。
利点 | 欠点 | |
---|---|---|
通学 |
|
|
合宿 |
|
|
これらがクラッチくんと手を組んで、意外とMT初心者を苦しめるんですよね。(´ー` )これをちゃんとやらないと卒業検定時はガンガン減点、教習時は怒られる。
車乗車&発進時 |
|
車線変更時 |
3.4の手順を3秒かけて行う。 これは障害物をよけるために対向車線にはみ出す場合にもやります。(センターラインからはみ出すときに一回、元の車線に戻るときにもう一回、計2回やることになります。) |
一旦停止の標識の前 | 停止線の前で必ず「完全」に一旦停止をする。(まあコレも当たり前といえばそうですが、教習所では見通しのいい場所に一旦停止の標識があったりするので意外に停止線を踏み越えてしまう人、多いのでは…( ̄ー ̄))停止線踏み越えての停車や中途半端な停車(徐行ぎみ等)は、検定時は一発不合格、教習時は教官から怒られます。(´ー` ) |
踏切 |
|
S字、クランクの進入時 | 大回りして入らず、進入する方向に車体を寄せ、小回りで入る(脱輪注意)。通常の右左折時も同様です。これも基本だけど通常の運転時では、必要のない場面、そんなに車体を寄せないですよねぇ(かえって危険な気も…) |
方向転換 |
検定時には「左バック」の方向転換1回の課題しかありません。(教習では左右のバックでの方向転換をやります) |
縦列駐車 |
手順を覚える余裕がありませんでした…。(´ー`) 検定には縦列駐車はないので割愛させて頂きます。m(_ _)m 指示通り教習を受けていれば間違いないでしょう…。 |
前に車がありその後ろに一時停止する場合 | 車間を充分あけて停車する。(人によっては、いつもの車間では×でしょう) |
車降車時 |
この順序について
と教本に記載してあったと掲示板にてご指摘を受けました。 確かにこちらの方がより安全ですし、本屋で運転の手順みたいなものが載っている本を立ち読みしてみましたが、やはり「ギアを一度ニュートラルにする」と書いてありました。おそらく下の手順の方が一般的か、もしくは正確なのだと思います。教習所によって若干の差異があるのかもしれません。教習時に各自ご確認下さい。 情報のご提供ありがとうございました。m(_ _)m |
ちなみに私はAT限定免許取りたての時、上記の教習所お作法を遵守し頑なにそれを守り、ヤンキー車に煽られたりしていた人間です。(´ー` )でも、周りの大部分の人間がやっている方法をやらず、自分だけ浮いたような方法をしていたらそれは果たして安全と言えるでしょうか?(本当はみんながゆっくり安全に教習所の運転していれば事故などないのでしょうけれど……)
別の「免許」の記事を読む。
この記事は2004年(7月頃)に公開され、その後改訂を重ねて現在に至ります。