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Microsoft Office Specialist(旧MOUS)を取得してみました Ver 1.15

その1・ACCESS2002編

はじめに

パソコン(PC)これは、Microsoft Office Specialist(旧MOUS)のAccess2002(一般)を取得した記録です。本当はEXCEL2000(一般)を受験しようと思ったのですが、バージョン97しか持っておらず、勉強することが困難だと思われたので、急遽なぜかソフトウェアを持っているACCESSを使って、2000、いやどうせなら2002で取っておこうと思うに至ったのでした。たまにACCESSを使って業務管理をしている会社もあるので持っていても無駄にはならないだろうし……。

この試験には一斉試験と随時試験があり、私はパソコン教室などで随時申し込んで早めに受験できる随時試験を利用しました。

試験日前日まで

書店でいろいろな出版社のCD-ROM付問題集のなかからSHOEISHAの Access2002一般試験MOUS教科書※を選ぶ。2,800円(税抜)也。自分的にはこの本はちょっとわかりにくいなと思った。(だったら買うなと(´Д`;))説明に図が少なく色が付いてないので理解しずらく感じる。本のサイズからするとしょうがないだろうけど。CD-ROMの模擬試験を期待して買ったのだが、こちらのほうも自分のPC環境に問題があるのかどうもバグっぽい動作をする。満点に近そうな回答をしても点数が1000点中700点とかでギリギリ合格ラインだったりして不安になったり(´ー` )。回答の仕方が悪いのだろうかとかよけいな気を使ってしまいどうも試験に対しての不信感と不安感がつのる。ネット上で検索するとやはり模擬試験プログラム(教本の付録のもの)は正解の判定が難しく間違いを起こすという例があった。あと、実際の試験は模擬試験より問題説明の文章が簡潔でわかりにくいということも知る。またちょっと不安になる。(模試より易しいという話もある。どっちだろうか…(´Д`;))

※ この書籍に限らずMOS試験教本に付属する模擬試験CD-ROMは、MicrosoftOfficeがあなたのパソコンにインストールされていないと使えませんので注意!

試験会場となる自宅から車で30分くらいの距離にあるパソコン教室のサイトを見たり、そこにメールしたりして情報を集めた。受験料(10,290円税込)の支払いはパソコンによる銀行振込が可能だったので楽だった。メールのやりとりのみで受験日と時間を知る。車でちらっと試験場のパソコン教室を下見したが、ビルの一室らしく車の中から見て分からなかった。帰りに書店で、購入した本以外の本も手にとって見てみる。やはりネットでの評判どおりFOM出版のMOUS試験問題集Microsoft Access2002よくわかるマスターの教本が分かりやすくてよさそうだった。まあ、内容的にはどれもたいして変わらないことを再確認したのではあったが…。

試験日前々日

気を抜きすぎて正味5日間くらいしか勉強していない。明後日が試験日だ。まあ、VBAでプログラミングしていた時期もあったし結構大きなソフトを作ったこともあるので、今回の一般試験は楽なハズなのだが、ACCESS2000までしか使い込んでいないので2002の意味不明なピボットテーブル&グラフやデータアクセスページなどは存在価値が分からず、未だに何に使うのかよく分からないでいる。(´Д` )テーブルウィザードとか使わない機能ほど試験に出ているような気もする。多分こんな機能は本格的に業務でACCESS使っている人は絶対使わないだろう。ソフト開発者が、「せっかく作ってやったんだから使え!」と言っているようだ。試験勉強だからしょうがないか。

試験日前日

書店で教本を立ち読み、難しそうな問題はなし。明日に備えるだけだ。それから、SHOEISHAの教本の模擬試験のバグの件だが、バグだけでは無いみたいだ。ケアレスミスなどもバグのせいにしていたようである。ちょっと反省&不安(;´Д`)明日さっさと終わらせて気分をスッキリしたい。1万円以上の経費がかかる資格取得はどうしても気負いが大きくなる。失敗したら大損だ。しかし、SHOEISHAの教本を一通り読んで問題の処理の仕方を脳内シミュレーションした以外はこれといって勉強していない。大丈夫だろうか?

試験日に持参する持ち物

@受験票 入金後、受験する場所から郵送されてくるハガキ
A写真付き身分証明書 運転免許証、パスポートなど※
Bボールペン・メモなどの筆記用具 ボールペンは試験開始前に受験者IDとパスワードを書き留めて置くのに使う

※国家試験と違って証明写真などの用意は必要ない。

試験日当日

携帯電話で教室に最終確認をする。ここまでメールだけのやりとりだったのでパソコン教室の担当者も不安だろうし、何か不信感をもたれてもいやだったのでかけることにしたのであった。柔らかい話し方をする割と年上っぽい男性の担当者が電話に出た。その後、車で家を出て、30分くらいかけて駅に割と近い有料駐車場に到着。1時間につき300円かかる。まあ自宅から電車とバスで行くことを考えれば安いものだ。移動にかかる時間も大幅に短縮できるし。

パソコン教室のあるビルに到着、エレベータが無く4Fまで階段を上る。時間調整をしながら上るといい時間に到着。割と狭めの部屋にパソコンが10台ぐらいならんでいた。試験担当者も優しい感じのおじさんで安心する。入り口に一番近いパソコンのある席に座るように言われ座った。数分遅れて女性が1人入室して来る。受験者は私を含めて2名らしい。パソコン脇に試験についての注意事項の書類が立てかけてあり、それに目を通しておくように言われる。受験者IDやパスワードの入力の仕方が書いてあったので注意して読んだ。この2つを登録しておくと、次回の受験時に入力すれば受験者名や住所などの面倒な入力を省略できるのだそうだ。

ほどなくして試験開始。試験内容の難易度はほとんどMOUS教科書 Access2002一般試験MOUS教科書の模擬試験と変わらない。気持ち少し易しい問題もある。ただ、出題の文章が模試とちょっと違うので面食らうかもしれない。しかし、そんなに大きくは違わない。それと、これは私がつまずいて焦ったのだが、「既定のフォルダ」とは保存の作業をした時に一番最初に表示されるフォルダ(カレントフォルダ)のことであるということだ。”既定のフォルダ”という名前の「フォルダ」を探してはならない。私はこれでパニくって数分を無駄にした。(;´Д`)結局試験担当者に聞いたらちょっと間があって教えてもらえたが…。SHOEISHAの模試CDでなれていると既定のフォルダという名前のフォルダがありそこに結果を保存するようになっているので、この間違えをしてしまうと思う。私だけかな?

つまづいたのはそこだけで、すいすい問題が進み、10分ぐらい時間を残して終了。試験結果が表示されるまでちょっとタイムラグがありファイナルアンサー状態で祈る(´ー` )。

結果はなんと947点で合格でした!1万円を無駄にせず合格できてほっと胸をなで下ろす。ちなみにこの日の合格最低基準点数は750点らしい。これは、試験終了後、画面に表示される。合格基準点数は毎回変動するようである。ちなみに、私の模擬試験結果はどうがんばっても750〜900ぐらいでした(勉強の最終仕上げの段階でですが…)

試験結果を表示するウィンドウが表示されたら試験終了時間まで一指も触れず待っていなくてはならないので10分ほど待つ。前を見ると一緒に受験した女性はまだ終わってないようだ。「大丈夫か?」と思ったが、彼女も合格したようだった。

試験結果のレポートをプリンタで試験担当者が印刷し受験者に手渡して終了。正式な証明書(賞状みたいなモノ)は1ヶ月後※ぐらいに後日郵送で送られてくるそうだ。一安心して有料駐車場代500円を払い車で帰宅。

教室、試験担当者共にいい雰囲気で、落ち着いて試験出来たので、今度またMOS試験を受ける機会があったらここにしようと思った。とにかく合格できてよかった。(´ー` )

※ 試験結果のレポートには4−6週間と記載されている。

受験日より18日後

郵送で認定証がおくられて来た。(画像

まとめ

※他にもいろいろなところから出版されているので立ち読みして、内容が一番濃く図がカラーで豊富なものを選びましょう。

おまけ

資格教本をお得な値段で買う方法をお教えします。BOOKOFFなどの古本屋に行きましょう。資格本はその資格を取ってしまうと必要なくなってしまうモノなので、売られる可能性がかなり高いです。その為、資格本はいろいろな種類のモノが沢山おいてあります。定価の半額とかで売っていますよ。人気の無い資格本などは何と105円(税込)で売られていることもあります。ですが、私がBOOKOFFで試しに教本を売ってみたら、2,800円もした本がなんと140円の値段でした。(状態もいいし、まだ2年ぐらいは使えそうな教本なのに…)

ですので、買うのはBOOKOFFなどで、売るのはAmazonなどがいいようです。割と高く売れるかもしれません。ただし、梱包や発送などの手間はかかります。資格の取得には受験料が結構かかるわけですから、それ以外の出費はなるべく抑えたいものですね。

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この記事は2004年(4月頃)に公開され、その後改訂を重ねて現在に至ります。